介護業界は他業種と異なり、求人数に関しては1年間を通して大きな変動がないという特徴があります。介護施設にとって多人数の募集が必要な時として、新しく施設をオープンする時が挙げられます。もし、新しく介護施設がオープンするという情報を聞きつけたならば、まさにちょうど良いタイミングといえます。
また、6月から8月にかけても介護士求人数が多少増える傾向にあるため、この時期での転職もおすすめです。この時期は、ボーナスをもらった後で辞めてしまう人が少なからずいるため、求人数が増えるといわれています。
一方で、転職のタイミングについては、都市部と地方で異なってきます。都市部については、転職を決めたら即行動というスピード感が重要だといわれています。都市部は地方に比べ求人数が多いという特徴がある一方で、求職者数も多いというところからそういわれています。また、募集内容についても日勤だけではなく、夜勤の募集も多いのが都市部の特徴です。自分の生活に合わせた働き方が選べるというメリットがあるため、競争率が激しくなっています。気になるところがあればすぐに申し込みをしないと、数日経つと募集が終了していた、ということになってしまいます。地方については逆に、じっくりと職場を選んでから申し込みをするのが良いです。都市部ほど施設数も多くないため、自分にあった施設をよく吟味してから申し込みをすると、後悔しない転職につながることが期待できます。